3-2 施設建設までの道のり

1 基本方針=“オール5”のバリアフリー

施設の建設にあたっては、トヨタの新基準となりうる『“オール5”のバリアフリー施設』を目指し、中部国際空港やビッグ・アイ等バリアフリーで知られる全国の公共施設や先行する特例子会社をはじめ、海外の優良施設等を視察し、建築計画を策定しました。

2 ユニバーサルデザイン研究会の組織化

どのような障がいをお持ちの方も施設内で安心・安全で快適に過ごせるよう、実利用者の目線からアドバイスを頂戴すべく『ユニバーサルデザイン研究会』を組織しました。メンバーには名古屋大学 谷口教授、東洋大学 川内教授のほか、実際に車いすを利用したり、視覚に障がいをお持ちで各界に提言活動をされている有識者の方々を迎え、2008年10月から約1年間活動をしました。

各部の仕様について図面や資料をもとに意見交換している写真

3 活動内容

先行の施設設備に学び、さらなる改良を加えたトイレ等は図上で検討し、今回初めての試みとなる諸設備は実物大のモックアップにより使い勝手を確認、改善しました。常時いる従業員向けならば不要と判断したものもあります。
また、床材の種類や位置情報と連動した照明、弱視の方にも見やすいサインや色彩など多岐にわたり検証を重ね、建築計画に反映させています。

実物大モックアップによりエレベーターの使い勝手を検証している写真

エレベーターかご内のボタンの操作性やわかりやすさを検証している写真

インテリア各部の使い勝手や色彩計画を検証している写真