Facility introduction

施設紹介(本社)

“オール5”のバリアフリー施設を実現

トヨタループスの施設(本社)は設計段階から施設、設備を計画・設計し、トヨタの新基準となりうる“オール5”のバリアフリーを実現しています。
どのような障がいをお持ちの方も施設内で安心・安全で快適に過ごせるよう、床材の種類や位置情報と連動した照明、弱視の方にも見やすいサインや色彩など多岐にわたり検証を重ね、建築計画に反映させています。

Facility features

施設の特徴

エレベーター(1)のイメージ

エレベーター(1)

車いすが同時に4台搭乗可能な大きさで2基用意しています。かご幅いっぱいに開く出入り口で、ストレッチャーの搭載も可能です。1階と2階で出入り口が逆方向になることから、乗った方向のままスムーズに乗り降りが可能です。

エレベーター(2)のイメージ

エレベーター(2)

操作盤が左右2箇所に設置されています。低い位置で傾斜しており、誰でも操作しやすい配置や形状・色となっています。閉じ込め防止の緊急対策としてかご内からの携帯電話通信が可能です。

サイン・照明・色彩のイメージ

サイン・照明・色彩

弱視のある方でも見やすい文字、ピクトサイズ、コントラストを確保した色調を採用するとともに、空間の輪郭や目標物の位置がわかりやすい照明としています。

駐車スペースのイメージ

駐車スペース

1階玄関前に車いす利用の方が乗り降りし易い広さの駐車場を20台確保しています。2階部分が屋根のかわりになるため、雨の日でも濡れることなく建物内へ入ることができます。

ほっとる~むのイメージ

ほっとる~む

専門の支援員との面談ルームを設置しています。職場とは異なる雰囲気にすることで、リラックスしてお話しいただける環境になっています。

Ingenuity of the toilet

トイレの工夫

配置・照明・色彩のイメージ

配置・照明・色彩

どの階も右側が男性用、左側が女性用で統一しています。照明・床材の切換えで視覚障がいのある方に位置情報を提供しています。また、ブースの内と外で色に差をつけ、ドアの開閉状況を分かりやすくなる等多くの工夫をしています。

多目的トイレのイメージ

多目的トイレ

1階に4箇所、2階と4階に2箇所の多目的トイレを設置しています。全ての多目的トイレには簡易ベッドを設置し、1階にはシャワーやオストメイト付きのトイレを設置しています。

一般ブースのイメージ

一般ブース

全ブースに折れ戸にし、ゆとりのあるブース(1200mm×2400mm)で、コンパクトな車いすの方も利用可能です。

Emergency measures

緊急時の対策

ハンズフリーのイメージ

ハンズフリー

無線タグを利用した入退室の管理システムです。タグに緊急呼び出しの機能があり、緊急時はどこにいても助けが呼べるようにしています。

避難口のイメージ

避難口

出入りを法定基準数よりも多く設けており、障がいのある従業員が多い1階2階ともに避難を容易にしています。

パトライト・フラッシュランプのイメージ

パトライト・フラッシュランプ

非常時には、聴覚障がいのある方に対して、火災報知機連動型のパトライト、またはフラッシュランプで警告を促すとともに避難を誘導します。